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2021/08/17 12:00
『ジャンプスクエア』にて連載中の大人気漫画『憂国のモリアーティ』。アニメも大人気で、数々のオタクがその沼に堕とされてきました……!
全世界で最も有名といっても過言ではない探偵小説、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズが原案。
本作では、ホームズの最大にして最強の宿敵・モリアーティ教授を主人公として物語が展開されていきます。
原作はシャーロックとワトソンに萌えまくっていた作者でしたが、本作は宿敵・モリアーティとの関係を中心に描いていることもあり、その激重な関係性にやられてしまいました……!
シャーロックとウィリアムの愛と執着にまみれた尊すぎる関係に多くの読者が萌え死んだことでしょう……。
今回はそんな2人の魅力を出会いからたっぷりご紹介しちゃいます♪
※コミックス最新刊までのアニメとは異なる展開のネタバレを含むため、未読の方・アニメ派の方はご注意ください
◆目次◆
①探偵と教授?シャーロックとウィリアムとは
②一目で惹かれあった劇的な出会い
③全オタクが死んだ確定演出!
【公式サイトプロフィール】
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ
モリアーティ家の次男。
幼いころから博学で、現在は数学教授と私立相談役を兼業している。
さらに、腐敗した階級制度を打ち砕くため「犯罪相談役」という裏の顔を持つ。
***
育ちの良い貴族の紳士といった風貌のウィリアム。元は孤児でありながらも、幼少期から天才的な頭脳を持ち、犯罪の才能はピカイチです。冷静沈着・穏やかな性格ですが好戦的であり、目的のためには手段を選びません。
【公式サイトプロフィール】
シャーロック・ホームズ。
自称、世界でただ一人の諮問探偵。
抜群の推理力で数多の事件を解決する名探偵だが、常に謎を追い求め、のめりこみすぎる傾向がある。
ウィリアムの卓越した洞察力と思考力に興味を持つ。
***
ウィリアムとは対照的に、アウトローで労働階級らしい風貌と話し方をするシャーロック。非常に高い推理能力を持つが、面倒くさがりでだらしのない性格ですが、たまに優しいところも。見栄や結果ではなく「犠牲を出さない」事を重視しています。
***
対照的なこの2人、なんと年齢身長が全く同じ24歳・185cmなんです!!
原作者曰く「2人は同じにしたかった。」とのこと。この事実を知った時は思わず、はあ~~~~~??とクソデカ感情を露わにしてしまいました……!
同い年同身長、好き。
「探偵」と「教授」という、一見宿敵に見えない2人ですが、ウィリアムの策略により関係性が変化し、敵同士になっていきます……!
さて、2人はどのようにして出会ったのでしょうか……!
早速その運命の出会いを振り返っていきたいと思います♥
ウィリアムは計画の一端のため、シャーロックは依頼人に誘われ、ノアティック号に偶然二人とも乗船します。職業当てゲームをしていたシャーロックが、ウィリアムの側を通りかかり、見事にウィリアムの職業「数学者」を的中させます。その後、逆にウィリアムがシャーロックのことを推理し、お互いに興味を抱きはじめます。
ココ!このシーン!初対面なのに距離が近すぎる……!ドキドキが止まりませんでした(いいぞもっとやれ)
シャーロックの探偵の資質を見込んだウィリアムは、自分たちが「犯罪卿」として起こす犯罪劇にふさわしいと考えます。そして、シャーロックを貴族の腐敗を世間に暴く「探偵」、闇に光を照らす主人公として舞台にあげることを決めました。
ここから、探偵vs犯罪卿という宿敵かつ因縁の関係が始まったのです!!(激エモ)
犯罪卿が義賊という確信を持ったシャーロックは、ウィリアムに意見を聞きに行くためだけに、ウィリアムにの勤務地・ダラム大学までロンドンから約400㎞の距離を列車に乗って会いにいきます。
しかも、この時会ってまだ3回目。どれだけ気に入ってるの???
再会後、シャーロックが受けた依頼をウィリアムが手伝うこととなり、共に事件に挑みます。息ぴったりで事件を解決する2人は宿敵ではなく相棒にしか見えません……!
道が違えば2人が肩を並べる未来があったのでは……(涙)
ウィリアムがシャーロックの前で正体を現した言わずもがなの名シーン。
シャーロックは、相棒・ワトソンの婚約者・メアリーを助けるため屋敷に潜入します。そこにはミルヴァートンに銃口を向けるウィリアムの姿が!犯罪卿=ウィリアムだと認識したシャーロックのセリフがこちら。
「俺は正直おまえじゃなきゃ嫌だったんだ。お前であって欲しかったしお前でなきゃダメだった…だから今ここにいるのがお前で本当に嬉しいぜ…」
え、え~~~~!まさかのシャイロック、そこで喜ぶんですね!
しかも、これ会うの4回目ですよ皆さん。4回目。期待を裏切らないという点において信頼しあっている2人がエモすぎる……
さらにウィリアム、「これで間違いなく彼は僕のことも殺してくれるはずさ……」
と、正体を暴いたシャーロックに殺してほしいと願う始末。
もう私たち読者の手には負えない……。予測の範疇を遥か超えてくるファンタスティックな暴露劇にさぞかし頭の中がはてなマークで一杯になったことでしょう(?)
正体を知ってなお距離が近づくのが意味わからん……。もう、なんなんですか‼(ガチギレ)
ウィリアムは、犯罪卿として最後の計画を終わらせるために、シャーロックに幕引きを頼みます。
その際に、「僕達が進むべき未来とは関係のない過去」として遺書の手紙を渡すのですが……その中身がえげつない。
シャーロックに看取って欲しいと頼み、全責任を自分が取って終わらせるようとするウィリアム。そして、計画が成功した暁には「この世界を君に託したいんだ」とシャーロックに願いを預けます。
もう涙腺崩壊、感無量!!!! 自らが幕を引いて友に託そうとするウィリアムの姿にオンオン泣いてしまいます……(涙)
誰かウィリアムを救ってやってくれ……。
そして、明かさなかった『シャーロックを選んだ理由』を綴ります。
「君との出会いは僕にとって、罪深い計画を一刻忘れてしまうほどに楽しいものだった。唯一の理解者を得られた気がしたんだ。初めて出会った時からずっと、僕は君の事を何故か年来の友人のように感じていたんだ。」
ああああああああああ(頭抱え) 相思相愛♥ おめでとうございます!!!!!!
ウィリアムも同様にシャーロックのことを大切な友だと思っていたんですね……!
溢れ出る想いにオタクの情緒が死ぬ……狂う……。
そして、来世では本当の友人になりたいという友からの告白(遺書)を読み終えたシャーロックは、「生まれ変わったら!? バカ野郎!! まだ間に合うだろうが!!!」とウィリアムの元へ急ぎます。
エンダアアアアアアアアアアア!思わずあの名曲が脳内で流れてしまうほどの胸熱展開!これは本当に少年漫画なのでしょうか。
シャーロック、お前しかいないんだ。ウィリアムを救ってやってくれ…(切実)
担当記者:きうい |