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「センチネルバース」って何?令和に来る「バース」はこれだ!!!
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2021/07/28 12:00
突然ですが皆さん、『佐々木蔵之介』という概念、理解されていますか?
印象的な大きな瞳、薄い唇、長身でスラッとしているのにしっかりとした体躯。
少しかすれているような、あたたかみのある渋い声。
年を重ねるごとに漂う大人の余裕と色気。
目を閉じてみて下さい、ほら! そこに佐々木蔵之介さんがいますね。
申し訳ございません、あまりに魅力的な存在に取り乱してしまいました。
今回は実力派俳優、佐々木蔵之介さんをご紹介いたします!
「イケオジ」と評されるルックスに加え、存在感のある演技で数々のメディアや作品に出演されている佐々木蔵之介さん。
ある作品では柔らかく微笑んでいるかと思えば、別の作品では鋭い目つきで相手をとらえて、また別の作品ではせわしなく駆けまわったりと、観ている人の感情をいつも揺さぶってくれます。
これまでにアカデミー賞優秀主演男優賞や読売演劇賞優秀男優賞など、多くの賞を受賞されており、改めて実力のある俳優さんであることが受賞歴からもわかります。
すでに皆さん佐々木蔵之介さんの魅力は十分にご存じかとは思いますが、今一度佐々木蔵之介さんの人を魅了してやまない演技や佇まいを、シーン別で、作品と共にお伝えさせていただきます!
私もお伝えできてうれしいです! ありがとうございます!
◆目次◆
1.荒んでいる佐々木蔵之介さんが見たいとき
2.美しい佐々木蔵之介さんが見たいとき
3.完全再現の佐々木蔵之介さんが見たいとき
4.可愛い佐々木蔵之介が見たいとき
5.治安の悪い佐々木蔵之介さんが見たいとき
6.まとめ
佐々木蔵之介さん、堺雅人さん、大泉洋さんが同級生となり繰り広げられる、緻密な構成が魅力の本作品。
こちらの作品、堺雅人さん演じる木村と大泉洋さん演じる神野の親友二人と、の佐々木蔵之介さん演じる妖しい探偵・北沢が登場し、木村の妻の出産をきっかけに木村が失踪するところからストーリーが動き出します。まさに「大どんでん返し」という言葉がぴったりな本作品。
どんどん変わる展開と、それに連動してコロコロ変わる佐々木蔵之介さんの表情に釘付けになること間違いなしです! そして何より「口が悪い」「目つきが悪い」「ガラが悪い」3拍子揃った佐々木蔵之介さん!に!注目!です!
気だるそうな目、少しボサッとした髪、うっすら生えた無精ひげ、治安の悪いガラシャツが似合い過ぎ案件なんですよね…。その素敵な出で立ちについつい困ってしまいました。そんな男がオトナのオモチャ屋さんで働きつつ探偵業を営んでいるなんて…アウトローなイケメンここに見参、ありがとうございます!
神野をうまく利用しようと、あざけるような、皮肉るような笑みを浮かべて接近していく北沢の冷たさが印象的でした。そんな北沢のドSみ溢れる表情もオススメなのですが、筆者は最後の呆気にとられたような絶望したような表情が本当に…情けなくて…好きでした…。
これが性癖に刺さるってやつでしょうか…。北沢の悔しそうな退場シーンに、戸惑いながらも胸の高鳴りを感じずにはいられませんでした。筆者はこれまで推しの笑顔しか見たくないマンだったのですが、新たな扉を開けられてしまったようです…。
治安悪めなイケおじが好きな方、推しが追い詰められてるのが好きな方にもご覧いただきたい、一人で二度おいしい神コスパの作品です。
こちら「男女逆転」世界での大奥となっておりまして、これ嫌いな人いんの?レベルで顔が良い男たちがずらりと登場します。
二宮和也さん演じる水野が、赤面疱瘡という若い男性だけがかかる疫病により男性の数が激減した世界で、家族や想いを寄せる幼馴染のため、大奥に入り男たちの闘いに巻き込まれていくというあらすじです。赤面疱瘡になると顔がただれて、罹る前とは別人のような姿になってしまいます。
そんな世界だからこそ、「顔の良い男」が圧倒的に高い価値を持っているのです! 色とりどりの美しい着物をお召しになった、顔のいい男たちが綺麗な服を着てドロドロした争いを繰り広げていくその情景、まことに雅~~~。
気の強そうで上品な顔した男たちが悪口言い合ったりキャンキャン喧嘩したりしている世界、趣深い~~~。
そりゃこんな世界だったら高飛車にもファビュラスにもなるわ~~と納得するくらいの顔の良さと性格の悪さが見所です。大体1回で観ようとすると目が追い付かないため、本編を数回見るか、数秒に一度画面を止めて、視覚情報と気持ちを整えてからご覧になることをお勧めします。
蔵之介さんは野心家で大奥総取締役である藤波を演じているのですが、その登場シーンの凛々しくていらっしゃること!その引き締まった表情とすっと伸びた背筋に、銀と薄い水色の袴が映えてうっとり見続けてしまいました。
そしてこの藤波様、玉木宏さん演じる松島を寵愛していらっしゃいます。ありがとうございます。一見凛として美しく涼やかな松島が、藤波の腰にマッサージを行ったかとおもいきや、静かに雰囲気が変わり、そのまま二人が布団になだれこみます。
画面いっぱいにグッド・ルッキング・ガイズがえっちな顔してえっちなことしてますが、これ合法ですか?
見ても大丈夫なやつですか?(合法なのではりきって観ました。)
大倉忠義さん演じる鶴岡と水野が剣道の勝負をするのですが、その勝負を見ていた藤波の「見事じゃ!」が気持ちの良い爽やかな一声だっただけに、このシーンの妖しさが一層光ります。そして天下を手に入れようと思惑を巡らせる藤波の悪い顔にも注目です。将軍の前で見せる表の顔とのギャップが感じられてますます素敵です。
悪い顔選手権、江戸時代部門ギャップが最高で賞を受賞されています。
蔵之介さんを筆頭に、皆さん髷結っているので、純粋に美しい顔のポテンシャルだけで喋ってるようなモンなんですよね。最初に観たときは、所狭しと登場するご尊顔に「綺麗な顔がなんか喋ってるな~。」くらいの感想しか出てこなかったので、セリフが一回で聞き取れませんでした。
「あれっ?ご本人ですよね?」
と思わず声に出さずにはいられない再現度カンストの本作品。島田役というか、もはや「島田さん本人」として圧倒的存在感を放つ蔵之介さんに見惚れっぱなしでした。
なんと原作者の羽海野チカ先生によると、「もともと島田の頭蓋骨の造形は佐々木蔵之介さんを参考にしました。」とのこと…!中身(物理)までハマってたんですね…ありがとうございます…。幼い頃に交通事故で家族を失った桐山が、将棋を通じて自分の世界を開いていくというストーリーとなり、映画では桐山を神木隆之介さんがこれまたずば抜けた再現度で演じられています。
この島田というキャラクター、実に人間味あふれるかっこいいおじさんなんです。ストレスに弱く、胃痛持ちで、周りの評価や自分との葛藤に負けず、目の前の将棋に真摯に向き合うその姿に何度胸と目頭を熱くしたか数えきれません。
実写化された映画の中でも、島田の将棋に対する熱量がそのまま観ている側に伝わってくるくらい、蔵之介さんは島田そのものでした。原作では髪が薄くいつもやつれている島田ですが、そのげっそりした印象も、蔵之介さんが演じると濃い色気に変わってしまうのが罪な点でした。最高。
魅力が詰まった3月のライオンの中でも筆者が好きなところ、それは美味しそうなごちそうを美味しそうにキャラクターが食べるところ!
対局中にももちろん「もぐもぐタイム」が発生します。
島田と伊藤英明さん演じる後藤との対局シーンは圧巻です…!互いに鋭いガンを飛ばしながら、島田は干し柿とゆべし、後藤はまんじゅうをむしゃむしゃ食べるのです。
鬼気迫る対局の中で、アドレナリンにブーストをかけるがごとく甘味をむさぼるおじさんたち!
蔵之介さんのやつれた色気とは真逆のような、伊藤さんの雄度50000%のいかつい色気にも当てられてしまいました…!
「おじさん×食事×バトル」の有無を言わさない迫力を是非感じてみてください!
ねえ~~~~可愛いんですけど~~~~!
すみません、うっかり筆者の中のオンナが顔を出してしまいました。
これまでの作品紹介で幾度となく蔵之介さんの「雄」である部分に触れてきましたが、本作品ではなんとも可愛らしくほっこりする蔵之介さんが見られます。(感涙)
東京の下町に暮らす間宮兄弟の兄・明信役として蔵之介さん、弟・徹信役でドランクドラゴンの塚地さんが登場。仲良しの二人の世界に女性が訪れるところからストーリーが動き出します。
何をするにも二人一緒の間宮兄弟。30歳を過ぎても共に暮らし、仕事が終わって家に帰ると肩を並べて野球観戦。
グリコじゃんけんをしながら商店街を散歩したり、餃子をパクパク食べたり…。
かわいすぎるやろ…!!!おい!!!
そして、なんだそのおそろいの格好は! 可愛くて直視できないだろうが!(ガン見)
二人の余りの可愛さについキレてしまうので、心の準備をしておくといいかもしれません。蔵之介さんのゆったりとおおらかな笑顔と、塚地さんの明るく可愛らしい笑顔が溢れる本作品。
筆者が好きなシーンでは、ぼったくりにあい落ち込む弟・徹信に対し、お兄ちゃんが特製の塩結びを作ってくれます。愛情じゃん…。こぼれおちんばかりのあったかい愛情じゃん…。お兄ちゃん…。二人の日常の一瞬一瞬が愛おしく思えてしかたありません。
心をぽかぽかさせたい方、己の母性をくすぐりたい方にオススメの作品です。
皆さん、お待たせしましたッ!
ステータスが魅力の暴力!
「眼鏡×スーツ×関西弁×ヤクザ」の佐々木蔵之介さんがいらっしゃいました~!
イケイケなヤクザ役の蔵之介さんと、とグータラな建設コンサルタント役の横山裕さんのコンビが、詐欺師の映画プロデューサーに持ち逃げされた金を取り戻すべく追跡劇を繰り広げるコメディ作品です。
キリっと整えられた眉、涼やかな目元、ザッと上げられた前髪、フレームレスの華奢な眼鏡、スーツを彩る差し色の鮮やかなマフラー。
はい、泣く子も黙るお色気ヤクザのご登場です。(筆者は大歓喜)
あの、すいません、首元のボタン開くのやめていただいていいですか?
フェロモンの出量が、基準値を大幅に超えてます。ここ法治国家ですよ?
色気も節度を持ってまき散らしていただきたいものです。
インテリヤクザみたいな見た目してすぐキレてしまうし、ケンカもバリバリこなしちゃうというところも、治安の悪さを演出していて強制的にときめかされてしまいます。
横山さん演じる二宮のヘタレっぷりも見どころです!
横山さんの事は、顔のバブいイケメンジャニーズだと認識していたのですが、演技がべらぼうに上手い、顔のバブいイケメンジャニーズであることを学び直しました…。
そりゃそんな二人が揃ったんだからテンポよく見続けられないわけがないんだよな~!(最高) がっつりアクションシーンもあるので常にハイテンションで観ることができました。
もともと関西出身の蔵之介さんと横山さん。
作中のネイティブ関西弁が耳にビシビシ届いて、鼓膜が恋しちゃいます…。
関西弁は治安悪ければ悪いほど魅力が増すように思うのですが、いかがでしょうか…。組の若頭役として國村隼さんも出演されているのですが、國村さんも関西弁のネイティブだそうで…! イケおじのラスボスと言わんばかりのピリつく存在感…。渋い、渋カッコいい…。
色素の薄い瞳と少し跳ねた目元に、視線一つで釘付けになってしまいます。視覚でも聴覚でも楽しめる本作品。物騒な設定にも関わらず、鑑賞後に爽快感を味わえるので是非ご覧ください♥