【コードギアス】世界一優しい嘘つきルルーシュへ捧げた忠誠【cv.福山潤】

永遠に推さずにはいられない、伝説的ダークヒーロー

日々を推しに狂わされがちな皆様……！
あの伝説的アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』がもう15年も前の作品だって知ってましたか!?!?

2006年以来数多のファンに愛され続けてきた、主人公ルルーシュ(cv.福山潤)の世界への反逆の物語。波乱に満ちた生き様に咽び泣き、ルルーシュを永遠の推しとして崇め、彼の駒になりたいと願うファンは数知れず……。筆者もまた彼に忠誠を誓ったオタクの一人です……。

今回はそんな伝説的悪役ルルーシュについて、オタクの脳裏に刻まれた数多の名言とともに6つの魅力を解説していきます!!

※ネタバレを含みますのでご注意ください。

また、2020年に制作決定が発表されたスマホゲームと新作アニメシリーズとについてもご紹介しておりますので、どうぞ最後までご覧ください！

◆目次◆

1. 『コードギアス 反逆のルルーシュ』とは？

2.  ルルーシュの魅力を名言と共に徹底解説！
   ○「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる」

　　◇圧倒的カリスマの麗しき悪役
   ○「私を信じたからには勝たせてやる」

　　◇類稀なる知能の高さ
   ○「大丈夫、俺は嘘をつかないよ。お前にだけは……」

　　◇たった一人の妹への深い愛情

   ○「ぜぇ、はぁっ…、こんなのっ、俺の、ジャンルじゃ……っ」
　　◇運動音痴＆学校では猫かぶり

   ○「僕は彼の剣だ。彼の敵も弱さも、僕が排除する」

　　◇無二の親友との深すぎる因縁

   ○ 「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ」

　　◇世界一優しい嘘つきの覚悟

3.  スマホRPG『Genesic Re;CODE』＆新作アニメシリーズ『奪還のゼット』

※イラストは全て公式サイトよりお借りしております。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』とは？

そもそも『コードギアス 反逆のルルーシュ』とは、

・『コードギアス 反逆のルルーシュ』　(第1期,25話)、
・『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』 (第2期,25話)、
・『コードギアス 復活のルルーシュ』 (劇場版)
からなる、ルルーシュを主人公としたオリジナルロボットアニメシリーズ。

◇あらすじ

ブリタニア帝国が覇権を握る世界を舞台に、ブリタニア帝国の元皇子・ルルーシュが、自分を捨てた父への復讐のため、謎の少女・C.C.から与えられた超人的な力「ギアス」を使い、ブリタニアの植民地となった日本でテロリストたちを率いてブリタニアに反逆する。

コードギアスには『反逆のルルーシュ』の他にも『コードギアス 亡国のアキト』『コードギアス 漆黒の蓮夜』などのシリーズがあり、『コードギアス 亡国のアキト』では『反逆のルルーシュ』の1期と2期の間の期間でのルルーシュの様子を垣間見ることが出来ます！

★シリーズ公式サイトはこちら！

★本編アニメ視聴はこちらから！→ U-NEXT / dアニメ / hulu

また、1期と2期は３部作の総集編『興道』『叛道』『皇道』へと再構成されており、3話と短いので、ギアスをまだ見たことがない方におススメです！

★総集編公式サイトはこちら！

★視聴はこちらから！→ U-NEXT / hulu

ルルーシュの魅力を名言と共に徹底解説！

「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる」

◇圧倒的カリスマの麗しき悪役

<コードギアス 反逆のルルーシュ 公式サイト より>

主人公ルルーシュは、アニメ作品には珍しい世界に反逆する悪役の、いわばダークヒーロー。艶やかな黒髪と紫の瞳を持った美貌の学生でありながら、自分を捨てた祖国ブリタニアに反逆するため「ゼロ」と名乗って、仮面を被りながらテロリストたちを導きます。

ブリタニアへの反逆を公然と宣言する大胆さとそれを本当に実現してしまえるのではと思わせるほど着実に勝利を積み上げていく頼もしさから、「彼についていけばブリタニアに勝てる」と信じた人々が続々と集まり、「黒の騎士団」というテロリストの軍団を築き上げるまでに至ります。

「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる」というセリフは超人的な力「ギアス」を使って人に絶対遵守の命令を下す時の決まり文句で、これを口にするルルーシュはとにかく半端なくかっこいいんです！

世界を自分の手で変えてやるという決意の強さと、ギアスを手に入れたことでそれを必ず実現させるという熱意に満ちた姿に、どうしようもなくワクワクさせられます！

「私を信じたからには勝たせてやる」

◇類稀なる知能の高さ

絶望的な状況に追い込まれ、ルルーシュを信じて戦うしかなかった「黒の騎士団」の面々に放った不遜ともいえるこの一言。自分の戦略に絶対的な自信と確かな実績があるからこそ出せる言葉ですよね。

ルル―シュは戦略家として天賦の才を持ち、それを存分に発揮してブリタニア軍人を尽く翻弄していきます。大胆かつ綿密に仕込まれた戦略によって、さながらチェス盤の上で駒を操るかの如く、敵も味方も意のままに誘導し、華麗に敵を撃破していくのです。その圧倒的な勝利の数々に、人々に「奇跡を起こす男・ゼロ」と呼ばれるまでになるのです。

「大丈夫、俺は嘘をつかないよ。お前にだけは……」

◇たった一人の妹への深い愛情

<コードギアス 反逆のルルーシュ R2 公式サイト より>

そもそもルルーシュがブリタニアへの反逆を決意したのは、最愛の妹・ナナリーが幸せに暮らせる世界をつくるため、というのが最初のきっかけでした。ルルーシュと共に祖国から捨てられた、目も見えず足も不自由なナナリー。（イラストでは目を開いていますが本編では基本的に閉じられています。）

ルルーシュはそんなナナリーを心優しい兄として守り続け、外でどれだけ嘘を重ねても、ナナリーにだけは決して嘘を吐かなかったのです。

「ぜぇ、はぁっ…、こんなのっ、俺の、ジャンルじゃ……っ」

◇運動音痴＆学校では猫かぶり

頭脳明晰＆容姿端麗、その上カリスマ性まで持ち合わせたルルーシュですが、運動面に関してはまるでからっきし！その体力のなさは女子にすら劣るほどです。「ぜぇ、はぁっ…、こんなのっ、俺の、ジャンルじゃ……っ」というセリフは走っていて女子に追い越されていったときにこぼれた弱音です。

また学校では副会長という立場にあり、奔放で自由気ままな会長に振り回されながらも仕事をこなす爽やかな美人副会長として生徒たちに大人気、という驚異の猫かぶりっぷりを発揮しています。にこやかに笑って対応する姿はゼロの時とは大違い！微笑みながら心の中では悪態をつきまくっているのには笑いをこらえきれません(笑)。

「僕は彼の剣だ。彼の敵も弱さも、僕が排除する」

 <コードギアス 反逆のルルーシュ 公式サイト より>

ルルーシュが人質として送られた先の敵国日本で、初めてできた友人にして無二の親友・枢木スザク。ルルーシュが抜群の頭脳を持つのに対してスザクは天才的な身体能力を持っており、ルルーシュとスザクが協力すればできないことは何もないと思わせるほど最高に息ぴったりな2人。

しかし運命は残酷で、立場と信念の違いから2人は別々の道を歩みます。ルルーシュはブリタニアに反逆するテロリストのリーダーとして、スザクはブリタニアに仕える軍人として。2人が敵対し幾度となく衝突する中で、ルルーシュはスザクの想い人を自ら撃ち殺し、スザクはルルーシュを捕らえてブリタニアに引き渡すなど、憎しみと裏切りが親友であったはずの彼らの仲は引き裂いていくのです。

ブリタニアに引き渡されたルルーシュは父帝によって自我を奪われ、しばらくの間、植え付けられた偽の人格で父帝に仕えることになります。その監視役となったのはまさにスザクであり、朦朧とする意識の中で幼い頃のスザクとの思い出を口にするルルーシュを、冷ややかに見つめるスザクの姿が『コードギアス 亡国のアキト』では描かれています。その後やがてルルーシュは自我を取り戻し、2人は再び敵対関係へと戻ります。

ブリタニアの全てを否定し破壊しようとするルルーシュに対して、組織の中からブリタニアを変えようとするスザク。どこまでも相入れない信念を持った2人は、けれど戦いと悲劇の果てに、ある一つの願いのために手を組むことを決めます。

憎しみも怒りも全て呑み込んだ上で再び親友として手を取り合った2人は、見事目的を達成し、願いを叶えるのですが……。

ただの親友というにはあまりに愛憎が複雑に絡み合ったルルーシュとスザク。時に戦場で厄介な敵同士として衝突し、時に上辺だけの学園生活の中で仲のいい幼馴染みのように接し、そして最後には主君と騎士となって世界を敵に回したこの2人。

彼らがようやく純粋に親友と呼べる関係に戻れたのは、『コードギアス 復活のルルーシュ』においてのことでした。

「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ」

◇世界一優しい嘘つきの覚悟

<コードギアス 反逆のルルーシュ R2 公式サイト より>

スザクとルルーシュが手を組む理由となったある願いとは、「人々が望む明日を迎えること」。それはつまり、人々に争いをやめさせ話し合いで解決する世界へと変えること。そのためにルルーシュは父帝からブリタニア帝国の皇帝の座を奪い、「悪逆皇帝ルルーシュ」として世界中の憎しみを一身に背負うことを決意します。

そうして背負った憎しみを清算するために自分を犠牲にした際に口にしたのが「撃っていいのは、撃たれる覚悟のある奴だけだ」というセリフ。

物語の冒頭から幾度も繰り返され、コードギアスシリーズ随一の名言と言えるこのセリフは、ギアスを使って手段を選ばずに世界に挑んできたルルーシュの覚悟を如実に表しています。自分が誰かを打ち負かすように、自分も誰かの手によって敗北させられる可能性を常に考え、だからこそ徹底的に戦略を練り上げて敵を「撃って」きたルルーシュが、最後には世界のために自ら身を捧げて「撃たれた」のです。全ての始まりから一貫して変わらぬ覚悟の強さに、感嘆の声を漏らすばかりです。

スマホRPG『Genesic Re;CODE』＆新アニメシリーズ『奪還のゼット』

スマホRPG『Genesic Re;CODE』

今までのコードギアスシリーズに登場した全てのキャラクターが集結し、新主人公たちと新たなる復讐の物語を描いていく新作スマートフォン向けRPG。

堀江瞬さんが演じる記憶を無くした少年・アルが高田憂希さんが演じる謎の少女・ギギと出会い、花守ゆみりさんが演じる記憶図書館の司書・アーカイブに導かれて、時代・時間・時空を超えて様々な場所を観測し各時代に散らばったギアスの欠片を集めていくという壮大な新作シナリオを楽しめます。

なんと『反逆のルルーシュ』をはじめとした『亡国のアキト』『漆黒の蓮夜』など歴代のコードギアスの全シリーズを体験できるそうなので、『コードギアス 反逆のルルーシュ』を見たことのない人も、是非プレイしてみてはいかがでしょうか？2021年春にリリース予定です！

「コードギアス Genesic Re;CODE」ゲーム紹介映像

新アニメシリーズ『奪還のゼット』

『コードギアス 復活のルルーシュ』のその先の世界を描く新作アニメシリーズ！真ん中にいるこの少年がゼット……なのかな？
詳細についてはまだ明かされていません。今後の発表が楽しみですね！