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【文字数】今こそ!色褪せないバディMIU404にクソデカ感情をぶつけたい【沼注意】

2021/06/02 12:00

お互いどう思ってるか事情聴取させて!!熱い2人に感電しちゃう♥




テレビ放映時にはSNSトレンドを席巻し、放映終了後もファンの間で愛されてやまない作品……それがMIU404。何度見返しても、志摩&伊吹が魂と心臓を共有していく様に目頭が熱くなります! しかし、2人が同じ心臓を持つ相棒であることは前世からの定めだったのかもしれません。

今回は、作中で志摩と伊吹が「同じ心臓を共有するバディ」であることを描いた小ネタを、独断と偏見だけで考察しながらご紹介していきます!

最後まで「赦しと苦悩」と共生する2人をお楽しみください!!

 

◆目次◆
1.なぜMIU404のバディは永久不滅の推しなのか
2.真のバディになるためのバージンロード!~2人の愛の年表~
3.MIU404バディにおけるバディ間の「赦しと苦悩」伏線
4.志摩と伊吹よ永遠に

 

 

 
 
 
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バディものが好きな人集まれ~~~~~~!!!!
最強にクールでアツいバディを紹介するぜ!! MIU404からお越しの「志摩&伊吹バディ」だ!!!!

テレビドラマシリーズ放映時に、数多くの視聴者をバディものの沼に引きずり込んだ作品。それがMIU404です。「気になるけど今更遅いかな」「好きだけどもっと沼りたい」そんな方々に向けて、志摩&伊吹バディの永久不滅ポイントをご紹介します!


File1:メリバとハピエンのごった煮


志摩&伊吹を一言で表すならば「地獄を共に爆走する2人」です! 志摩は「昔の相棒を亡くした呆然自失さ」、伊吹は「恩師を救えなかったやるせなさ」を持つ欠けたピースです。数々の難事件を乗り越えるうちに、互いに希望を見出す関係は暗に「共依存」である一方、決して欠けたピースが元に戻らないという「ちぐはぐ」なペアでもあります。

出会わなかったら間違えた方向に進むことは確実だっただけに、バディになったことを考えればハピエンなのか、変わらぬ地獄を抱えてほの暗い依存を保っていくことを考えればメリバなのか、その微妙な後味が良いのです!

File2:ガチのシンメ


以前中の人がインタビューにて「志摩は冷静沈着、伊吹は野生児だけど2人とも熱血」というコメントをした通り、志摩&伊吹は「似た者同士」です。伏線や名セリフでも、それぞれの心情にあった衣装や表情で存分にシンメトリーさを味わえます。立ち振る舞いや正義観が正反対なのに、時折見せるギャグパートの阿吽の呼吸…痺れます!

物語終盤では決裂したように見えますが、互いに「相手が清いままいてほしい」と切望する描写は心のルーブル博物館に飾り立てたいくらいです! とにもかくにも、地獄に落とした心臓の歪な片割れが、全物語を通じて重なり合っていく雰囲気、嫌いな人はいないでしょう!!

File3:当たり前に距離が近い


アクションシーンが多く、時には負傷したりする警察のバディだからこそ見られる距離の近さ! 肩が触れ合うたびに正の字を書いたのは私だけではないはずです! 同性同士の少し雑な触れ合いが生っぽくてイイんです!

最終話では、クズミのアジトでキマッた2人がハイタッチと眠気覚ましの代わりに頭突き合っていた時は新たな性癖の扉が開きそうになりました。伊吹の言葉を借りるならこれぞ「キャッキャウフフ」です。余談ですが、ヤギの求愛行動の一種に頭突きがあるそうです!!

オフショットでも仲良しな志摩&伊吹!! チームワークの良さが神距離感を生み出しているのかもしれませんね♥




ここからはメロンパン号と共に2人の歴史を、名台詞とともに爆速でおさらいしてきましょう!


こうしてみると、超絶スピード婚バリの年表ですね! ご紹介しきれない名台詞がまだまだありますので、ぜひ本編をチェックしてグッとくる掛け合いを探してみてくださいね♥


ドラマ『MIU404』は、非常に丁寧に伏線回収がなされていることでも有名な作品です。今回は、志摩&伊吹が同じ心臓を共有するまでの伏線をいくつかご紹介いたします。視聴済みの方も、未視聴の方も、よりドラマを楽しめるようになる一考察として参考にして頂ければ幸いです!

片割れの邂逅:1~4話


第2話:相棒を信じるということ、謝るということ

自分の行き過ぎた正義感に不信感を抱いた志摩が、伊吹の正義感に触れて相棒を信じることを思い出す回です。

伊吹の「信じたい」というセリフは志摩が過去のバディを失った時に心に封じ込めた言葉であり、2人が同じ心臓を分かち合う陰と陽のバディであることが分かりますね!

ちなみに2話冒頭で、「謝らなかった志摩=自分の過ちを認めたくない本音」が終盤で「謝った志摩=過去に向き合う覚悟」のコントラストになっているのがアツい!!! そしてその覚悟を生んだのは伊吹の存在だなんて、やっぱり2人は前世でもバディだったのかも!?
 

 
 
 
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第3話:出会いのスイッチ

人生の道が変わるのは「誰に出会うか」にスポットを当てたエピソード。「志摩が昔のバディに与えたスイッチ=死(苦悩)」と「伊吹が志摩に与えたスイッチ=赦し」であるという対比が美しい……!

また、ピタゴラ装置のシーンは、志摩が「自分にはないものを持つ者」として伊吹を受け入れ、彼が道を間違えるスイッチに出会わなければよいと半ば「祈り」のような印象を与える場面として描かれています。

2人の出会いが、互いにとって「良いスイッチ」であることが匂わされた回なので涙なしには見られません!!

第4話:死にたい志摩と生かしたい伊吹

過去のバディを自死させた志摩は、どこかいつも自分の命に自棄的であったため、バスジャック犯に銃を突きつけられても「じゃあ撃てば」と煽ります。「あれは賭けで、煽れば犯人は撃てない」とおどけて見せる志摩に、伊吹だけは機敏にそのほの暗い本心に気付きます。

初めて伊吹が志摩に「本当の怒り」を感じた回であり、死の闇に落ちていく志摩を引き留められるのは伊吹ただ一人だけだという設定を改めて嚙みしめられます。志摩が始終暗色系、伊吹が明色系の服を着ているのもその暗喩と思われてヲタクは軽率に昇天しました……!


重なる歪なピース:5~8話


第6話:人生とスイッチ

この回は伊吹が、図らずとも志摩と同じ「出会いはスイッチ、スイッチの積み重なりが人生」というセリフを言います。流石、魂で繋がるバディ! 裏テーマの「伊吹の人生のスイッチは志摩」ともかかっておりニヤつきが止まりません♥

また、過去の相棒・香坂に対して「刑事じゃなくても、お前の人生は終わらない」という志摩の言葉は、後々ガマさんの件で道を踏み外しそうになる伊吹に対する慰めにも聞こえますよね。

志摩が伊吹を過剰に拒絶するのは、犯人に惚れこんでしまった過去の相棒と重なるから……? やだ、それって志摩が伊吹に対してクソデカ感情持ってるってこと……?

第8話:俺たちは人間だから

伊吹が香坂の死亡が事故であったと告げたことで、救われた志摩。繰り返し伊吹が「俺たち(幸運を)持ってるわ~」というのは、伊吹が絶望した時側に最高の相棒がいるという、自身の幸運さをほのめかしているのでしょうか。

一方で、恩師を救えなかった無力感で呆然とする伊吹。何度も、ガマさんが犯人なんじゃないかと思っては打ち消し、裏切られた姿は、香坂を亡くした志摩ととても似ています。

エンディングでは、志摩の「行くぞ、相棒」というセリフで放心状態の伊吹がこちら側の世界に引き戻すシーンがあります。正義感が強くキレやすい伊吹が第二のガマさんになりえた可能性を示しつつ、志摩と出会ったことで清いままでいられたことを端的にまとめたセリフです。同じ地獄(=大切な人を失った痛み)で繋がっている相棒なんてこの2人しかいません!!

ちなみに、志摩の「行くぞ、相棒」という呼びかけには伊吹は答えていません。代わりにED曲『感電』の歌詞「返事はいらない」の部分がかぶせられています。なんてオシャレな演出!!!
 
 
 

動き出した傷だらけの心臓:9~11話


第9話:2人で間に合わせる

ド初っ端からおそろっち機捜ジャンパーで捜査に乗り出しています! 「背中合わせで同じ方向を見ていた2人」から「肩を並べて同じ方向を見つめる2人」になったことを表しているみたいで目が潰れました。

瀕死の羽野麦を発見した際に志摩が放った「間に合った」という言葉は、ガマさんの事件で「間に合わなかった」伊吹を赦す役割を持っています。感極まった2人が「間に合った」と言い合って抱擁するシーン、まさに2人で1つの真のバディになったことを表しているように感じました!! ご入籍おめでとうございます!!

第11話:分かれ道の先にも君がいる

警察官でいることに疲れ果てた機捜隊。志摩と伊吹も例外なく仲たがいします。違法捜査スレスレを各々で繰り広げる中、クズミのアジトに乗り込む伊吹を追って志摩も東京湾に向かい、2人仲良くクズミに捕まってしまいます。
しかも志摩が単独行動をとった理由は、まさかの「伊吹には正しく清いままでいてほしいから」…重い…重い男です、志摩ちゃん!

刑事の道を踏みはずすかのように思えた瞬間、互いの存在を確認し踏みとどまりました。2人は「分かれ道の先で合流」して警察官であることを選んだのです。ここまで闇落ちした志摩は黒志摩を救いたい伊吹は白の服を着ていますが、合流してからは仲良くペアルックに! ケンカップルのお帰りだぜ!

クズミが逮捕寸前に見せた絶望顔に対する2人の慈悲顔が似ているのは、一緒にいる夫婦が顔は似てくるとかいうアレでしかありませんし、「俺たちと一緒に苦しもうぜ」という志摩のセリフなんてプロポーズ以外ありえませんよね?
 
 
 
 
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最終回は、伊吹と志摩の意味深な会話がチラホラ見受けられ、続編の可能性もささやかれている本作。もしも2期が決定した際には狂喜乱舞できるように今から履修しておくことをお勧めします。続編が無くても、物語の中で2人の人生は続いていきますから、やはり履修しない手はないでしょう!

今回の記事では書ききれなかった2人のグッとくるポイントを見つけるために見返してみてもいいかもしれませんね♥

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