ボーイズの尊い関係にキュンするメディア【カレラ】

BLニュースは標準ブラウザ非対応となりました。Google Chromeなど別のブラウザからご覧ください。

まさにひだまりのような温かさ…ドラマ『ひだまりが聴こえる』に感動が止まらない

2024/09/26 19:00

それぞれの成長に大号泣…感動のドラマ振り返り会♥

 

 

先日完結したドラマ「ひだまりが聴こえる」。

難聴の大学生・航平役に中沢元紀さん、明るく真っすぐな大学生・太一役に小林虎之介さんを迎え、2人が紡ぐ繊細なラブストーリーに心を掴まれまくりましたね……。皆さんはもうチェックされましたか?

それぞれが抱える想い、成長、想い合う心の温かさなど、胸を打つようなリアルさの中にある救済に涙が止まらない筆者です。泣きすぎて前が見えない……。

 

ということで、今回は5話から最終話まで一気に感想を語っていきたいと思います!


ネタバレありで語っていきますので、まだの方はぜひU‐NEXTの見逃し配信をチェックしてみてくださいね♥


◆目次◆
1. ドラマ『ひだキコ』感想会♥すれ違いからの……?
◇5話のキスシーン♥ ずっと向き合い続ける太一にキュン
◇迎えた新学期。新たな人物の登場に太一は……?
◇成長する航平。真っすぐ伝える想いが眩しい

2.物語は新たな展開へ!
◇ 将来はどうする? 目標を見つける太一
◇ すれ違う2人……溢れだす航平の想い

3.いよいよクライマックス! 2人の想いは結ばれるのか?
◇ マヤの過去に涙……太一が持つ優しい光
◇ 遂に最終回! 2人は「友達として」じゃなく……

 

 
5話まででは2人のすれ違いに切なくなるシーンがたくさんありましたが、それを乗り越えての航平の成長、そして少しずつ変化していく2人の関係性に目が離せません! さらに新たな登場人物との出会いも……!? リアルな大学生の人間模様に大注目です!
 

5話のキスシーン♥ ずっと向き合い続ける太一にキュン

 

 

2人の距離が一気に近づいたのはやはり5話ですよね♥

同級生の女の子とのやり取りがきっかけでぎくしゃくしてしまった2人。そのまますれ違いの日々が続いた太一は、映研の部室で航平への気持ちを吐露します。耳のせいで決めつけられ、傷ついてきた航平に対して「1人にしたくない」という想いがある太一。太一らしいまっすぐな言葉に目頭が熱くなります。しかしその言葉を航平が聞いてしまっていて……!?

そこからは怒涛の展開! 航平を追いかける太一と、今までの経験から自分の気持ちを言ってもわからない、と諦めている航平。しかし太一は「ちゃんと言えよ、諦めたりするな」と言いながら涙を流します。そんな太一の涙を見て、航平は彼の腕を引き……そのまま階段差でキスしてしまいます!

時が止まったかのようなキスシーン……そして顔を上げて「やっぱり鈍いね、太一は」と言った航平のイケメン力に殴られてしまった筆者です。呆けたような顔の太一との対比も美しい……。

やっと想いを伝えたものの、また逃げてしまう航平。しかしそこで諦める太一ではございません! 航平との出会いの場所へ行き、正式なノートテイカーになれないかと提案します。

好意を伝えられても拒絶することなく今まで通り接してくれて、嫌いになる理由はないと言ってくれる太一。このまっすぐさがあまりにも「光」すぎました。太一の光パワーで浄化されていく……。物語のターニングポイントとなった5話。この後の展開も見逃せません!

 

迎えた新学期。新たな人物の登場に太一は……?

 
 
 
学年が上がり、履修登録など新たな生活が始まる2人。そんな中、航平と同じ難聴者であるマヤが入学してきます。航平から太一の話を聞かされていた様子のマヤですが、ノートテイクの方法など彼の大雑把なところに思うことがあったようで、太一に激しく噛みついてしまいます!

そして自分といるよりも同じ難聴者の「仲間」であるマヤといる方が安心するのではないか、と悩み始める太一。自分はいらないのでは……と履修登録の相談を迷ってしまいます。そしてマヤによる徹底的な航平ブロックが始まり、話すきっかけをつかめなくなり……?
 
航平が無理をして太一に合わせているのではないかと心配し、太一に辛く当たるマヤ。きれいごとだけではない人間味がドラマ「ひだキコ」の切なさであり魅力ですよね……。

変化していく太一と航平を取り巻く人間関係も注目ポイントです!
 

成長する航平。真っすぐ伝える想いが眩しい

 

 

まっすぐにぶつかる太一と、それに少し戸惑いつつ心を開いていく航平のやり取りが印象的だったドラマ前半。しかし太一とのぶつかり合いとあのキス以降、感情表現が苦手だった航平にも嬉しい変化が♥

中々話すことができなかった太一のため、自分で作った料理を家まで持ってきてくれる航平。「太一以外に食べてほしいと思わない」というプロポーズ寸前(⁉)な一言に震えてしまいました。自分の重さを反省しつつも、太一に感化されて成長していることが伝わってきて大感動です……! 

そして、なんと2年になってもノートテイカーを続けて欲しいと太一に頼む航平。あの航平から言ってくれるなんて……! と前に進みだす航平に胸が熱くなります。「太一以外は嫌だ」と伝えて、太一の手を握る航平の慈しむような表情……この時間がずっと続いて欲しいと思ったのは筆者だけではないはず。

そこに実在しているかのような自然なやり取りで、見ているこちらも幸せな気持ちにしてくれる2人。恋愛感情以外でも信頼と思いやりが見える、まさにひだまりのような2人に心が温かくなりました。

 
転換期となったのはやはり9話! 企業向けの障がい者研修を行う会社である「sig-n」の社長・犀さんとの出会いですね! 犀さんとのやり取りを通して社会へのもどかしさを感じながら、少しずつやりたいことを見つけていく太一。一方で、太一が大学を離れようとしていることを知った航平は……?
 

将来はどうする? 目標を見つける太一

 


等身大の大学生が描かれているところも魅力的な本作。航平は資格勉強、ヤスは映画監督を目指して……と進み始める友人たちを見て、自分が将来やりたいことがなにもない、と悩んでしまいます。

そこで出会ったのは、聾の人向けにサービスを展開する会社の社長である犀さん! 陽気な雰囲気でありながらも、奥深いところまで人を見るような眼差しが解釈一致すぎます。

そして聾と難聴者を分ける会社のあり方に疑問を抱いた太一は、社長に自分の思いをぶつけてしまいます。航平と交流を続けているからこその太一の意見、社会のむずかしさを改めて感じますが、諦めずぶつかっていく姿勢が太一の良いところですよね。

そして犀さんに見染められた太一は、「うちで働かない?」と勧誘を受けます! ついに見つかり始めた太一の「やりたいこと」に対する真剣な眼差し……! これから2人がどう歩んでいくのか、気になって仕方がありません!

 

すれ違う2人……溢れだす航平の想い

 

sig-nでアルバイトを始めながら、社会の難しさと、諦めたくないという気持ちを募らせていく太一。そして大学を中退することを視野に入れますが、航平のことが気がかりで中々踏み切れずにいました。

しかし、「太一がいなくても大丈夫」と背中を押してしまう航平。そんな航平に太一はショックを受けて……⁉ お互いを思うからこそすれ違う2人、切なさと苦しさが押し寄せてきました。
 
そして、マヤからの「なんであの人なんですか?」という問いかけで、太一への気持ちが溢れ出す航平。太一の将来を応援したいという気持ちに隠された、航平の泣き出しそうな表情は見逃せません! こちらも涙を誘われるような展開の数々、人間ドラマとしても2人のことを応援したくなります。
 
 
 
いよいよ物語はクライマックスへ! 進む道が別れてしまった太一と航平ですが、果たして想いが結ばれるときが来るのか……!? そして人の感情の機微には敏い割に自分の心に対しては無自覚な太一。航平に対する気持ちを自覚するときは来るのか!?


マヤの過去に涙……太一が持つ優しい光

 
 
太一に対する当たりの強さがどうしても目立ってしまっていたマヤ。しかしそんな彼女を作ってきた努力や心の傷に涙が止まりません。何より強がるマヤを真正面から受け止めて肯定する太一の、「お前は十分がんばってるだろ」という言葉があまりにも胸に響きました。航平も救われてきたんだろうな(爆泣)。
 
そして待ち合わせをしていた航平に大学をやめると打ち明ける太一。航平は彼を送り出すように微笑みますが、寂しさが滲んでいるような表情に胸がぎゅっとなりました。それから誤魔化すように立ち上がった太一を引き寄せて抱きしめて……!? 永遠のようなハグと涙を堪える2人、バクバクする心臓……あまりの美しさと切なさに号泣してしまいました。
 
航平の中で駆け巡る太一との思い出と、最後のお別れのようなお弁当。2人の青春の儚さが身に沁みます。そして最後に航平が太一に向けた手話……! ゆっくりと伝える航平の指の動き、原作ファンとしてもたまらないシーンでした。
 

遂に最終回! 2人は「友達として」じゃなく……

 
 
遂に迎えた最終話。会社を訪れてきたマヤに対して「伝えることの難しさ」を話す太一。航平をもっと笑わせたい、聴こえなくても寂しくない場所を増やしていきたい、と優しい目で語る太一の大きな愛に心が洗われていきます。こんな愛おしすぎる感情を本人に伝えていないんですか……。
 
夏のある日、大学の旧友たちと夏祭りに向かう太一。そこでヨコとヤスとはぐれてしまった太一は、偶然航平と再会します!優しいながらもどこか真剣な眼差しで太一を見つめる航平の、「友達として会おう」という言葉がもどかしすぎました。お互いに「友達として」なんて思ってないよ~!
 
その場から逃げるように立ち去る太一ですが、あのときの手話の意味を思い出します。航平が最後に太一に向けた手話、その意味は「あなたが好きです」。好きでいることを諦めた航平と、自分の想いに気付かなかったことを後悔する太一。最後の最後で起こるすれ違いの苦しさに身悶えしてしまいました。
 
しかし、切ないながらも向かった物語のラストは……! 逃げる太一を追いかけた航平と、そこで交わされる2人の想いは必見です! このラストの感動と余韻が今でも続いております……。切なさと苦しさ、そして溢れる温かな想い、ぜひ皆さまも体感してみてください!

********************

儚い青春と木漏れ日のような温かさ、太一と航平がお互いに向ける大きな愛……まさに我々視聴者にとってもひだまりのようだったドラマ『ひだまりが聴こえる』。完結は寂しいですが、これからも2人の人生に幸多からんことを祈るばかりです。

そんな名残惜しさもありますが! ドラマ『ひだキコ』のBlu-ray&DVDの予約が絶賛受付中でございます! 気になる発売日は2025年1月29日(水)!メイキングやビジュアルコメンタリー、さらに劇中で映画サークルが制作した「D/Z〜ディアゾンビ〜」完全版など豪華特典映像が収録されております!

DVDが待ちきれない方、なんとこちらU-NEXTで全話独占配信中です! 詳細は公式サイトをチェックしてみてくださいね!


ドラマNEXT「ひだまりが聴こえる


U-NEXTで全話独占配信中!
Blu-ray&DVD BOX 好評予約受付中!<2025年1月29日(水)発売予定>
 ・撮影の舞台裏のメイキング
 ・中沢元紀×小林虎之介×八重樫風雅監督×牧野将監督によるビジュアルコメンタリー
 ・未公開映像「D/Z〜ディアゾンビ〜」完全版
  など豪華特典映像を収録!また、ブックレットの封入も決定!

放送局:テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレ東HP、TVer)にて1~3話配信中
テレビ東京HP
TVer
原作:文乃ゆき「ひだまりが聴こえる」(プランタン出版)
主演:中沢元紀、小林虎之介
監督:八重樫風雅、牧野将、原島孝暢
脚本:川﨑いづみ
チーフプロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)
プロデューサー:加瀬未奈(テレビ東京)、藤田絵里花(テレビ東京)、阿部真士(PROTX)
制作:テレビ東京/PROTX
製作著作:「ひだまりが聴こえる」製作委員会
公式X(Twitter):@doramanext_tx
公式Instagram:@doramanext_tx
公式TikTok:@doramanext_tx

原作情報

ひだまりが聴こえる』作:文乃ゆき

 

 

あらすじ

―――あいつ、耳聴こえねーの?難聴せいで何かと誤解を受け周囲とうまく馴染めない大学生の航平は、いつしか人と距離を置くようになっていた。そんな時に出会った同級生の太一。バカみたいに明るい性格で思ったことを何でも口にする彼から「聴こえないのはお前のせいじゃないだろ!」と言われ、航平はその言葉に心底救われて……。友達以上、恋人未満。太一との出会いが航平を変えていく。突発性難聴で周囲と馴染めない大学生・杉原航平(多和田秀弥)が、明るく面倒見のいい同級生・佐川太一(小野寺晃良)に出会い、支えられてゆくなかで揺れ動く気持ちと関係性を描いた清純派BL。

 
 

関連作家・声優

関連外部サイト

PAGE TOP