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1000話追っても飽き足らない!!名探偵コナンの2大人気”赤井秀一”と”安室透”のしんどすぎる関係性

2021/07/22 12:00

知ったら最後……沼落ち確定!?オタク心を刺激する因縁のライバル


 
ついに放送1000話を超えたアニメ『名探偵コナン』。

放送開始から25年経つも、今なお子どもから大人まで幅広い層から人気を誇り、日本のみならず海外からも圧倒的支持を得ています。
そんな国境を越えてファンを魅了し続ける『名探偵コナン』の中でも、キャラ投票で多くの票を獲得した2人をご存知でしょうか?

そう、赤井秀一安室透です。

FBIとして、過去には黒ずくめの組織へ潜入していた赤井秀一と、公安の秘密組織”ゼロ”に所属し、黒ずくめの組織に”バーボン”として潜入する安室透。絶大な人気を誇るこの2人、実は過去にある関係が……。

今回は、コナンを見ていない方にも伝わるように、赤井秀一と安室透の関係性を深堀り解説!! ぜひみなさんも一緒に赤井秀一&安室透の沼へレッツゴ~~~!

 

◆目次◆
1.赤井秀一&安室透とは
 ―赤井秀一3つの魅力
 ー安室透3つの魅力
 ー原作登場時から決まっていた!?声優さんにも注目
2.切っても切れぬ因縁の相手
3.2人を知るうえで欠かせない名シーン
 ー死んだ赤井の存在が安室にバレる!?沖矢昴の存在
 ー劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢』にて対峙!激熱戦闘シーン
 ー超重要回!「迷宮カクテル」で再び対峙
4.まとめ

 



2人の熱い関係性を見ていく前に! まずは、全世代から愛される”赤井秀一”と”安室透”が、どれだけ高スペックで魅力あふれる人物なのかをそれぞれ見ていこうと思います。

 


アメリカの連邦捜査局・FBIに所属し、黒ずくめの組織をとらえるための切り札とされる赤井秀一。コナンのトリプルフェイスといえば、安室透ですが、赤井も、ライ、諸星大、沖矢昴など、状況によってあらゆる顔を使い分けています。今回はそんな赤井秀一の魅力を3つに絞って紹介します!
 

 

file1. 赤井秀一、またの名を”銀の弾丸”

 
銀の弾丸(シルバーブレッド)”と黒の組織からも恐れられる、超凄腕スナイパー。その有効射程距離はなんと驚異の700ヤード(約640m)!! アニメ425話にて、黒ずくめの”ジン”が持っていた盗聴器を、700ヤード離れた場所から一寸の狂いもなく打ち抜くシーンは忘れられませんよね……。

赤井の狙撃名シーンは挙げだせばきりがないですが、個人的に最も推したいのが、アニメ783話の来葉峠のシーン!
タイヤのエア漏れで不規則に車内が揺れる中、キャメルが速度とハンドルを固定した、たったの5秒間で後続車のタイヤを一発で打ち抜くあのシーンは、タイヤだけでなく筆者のハートも射抜きました。(すでに射抜かれ済)

劇場版最新作『名探偵コナン 緋色の弾丸』でも、次元を超えた超人的狙撃技術を拝めますので、まだ見ていない方はぜひチェックしてみてください!

 

file2. 武術も超人級!截拳道の使い手


赤井=狙撃の名手というイメージが強いですが、赤井の凄さはそれだけにとどまりません。なんと武術も超人級なんです!

赤井が使うのは截拳道(ジークンドー)という、武術の中でも最短で相手を倒すことに特化したもの。拳を握らず利き手を前にだす独特な構えは、最短距離で相手に強打を打ち込むための姿勢のようです。
通常の武道では、禁じ手とされる目つぶしや金的攻撃なども特に制約がないため、戦闘力に富んでいます。

劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢』では、安室と対峙するシーンも! このシーンは後ほど詳しく解説していきます。

 

file3. 女性の扱いもパーフェクト!冷静沈着の中に優しさも


狙撃も完璧、武術も完璧、頭脳明晰、容姿端麗ときて、そのうえ紳士な一面もあるなんて……誰かこの男の弱点を教えてください。

というのも、赤井には2人の彼女がいたことが作中で明かされています。一人目は、現在もFBIの仲間として共に活動しているジョディ先生。彼女とは、付き合っていたものの、黒の組織に潜入するために他の女性と付き合うことになり、赤井さんの方から別れを切り出しました。その別れのシーンも最後までイケメンすぎるんです……。

その時のセリフがこちら↓

赤井「お前を犠牲にしても潰さねばならない組織だということだ…
2人の女を同時に愛せるほど…器用な性分じゃないんでね…


別れの言葉でさらに惚れさせてくるあたり、どこまで罪な男なんだ赤井秀一! こんなん言われて離れられるわけがなかろう……!
それでも別れを受け入れて、仲間として赤井のそばにいるジョディ先生はさすがFBIですね。

二人目の彼女が、黒の組織に潜入するために近づいた宮野明美。黒の組織と繋がりのあった彼女に、”諸星大(もろぼしだい)”という偽名を使って近づき、付き合うことに。彼女を利用していた赤井ですが、付き合っていくうちに彼女に情が沸いてしまい、自分の本当の目的を打ち明けます。目的のためには手段を選ばない……と思いきや優しさを忘れない赤井さん。尊い……愛しい……。

結果的に宮野明美は、黒の組織に殺されてしまいますが、彼女から送られてきた最後のメールを残していることからも、赤井は今なお彼女のことを忘れられずにいると予想されます。

こういった女性との関係性や、言動ひとつとっても、優しさがひしひしと伝わってきます。女性ファンが多いのも納得ですよね……!

 


公安警察から選ばれた精鋭で構成される秘密組織”ゼロ”に所属する安室透。トリプルフェイスと呼ばれるように、喫茶アポロの店員”安室透”、黒ずくめの組織”バーボン”、公安”降谷零”という3つの顔を使い分けています。また、過去のある事件が原因で、赤井に敵対心を持っており……?
 

 

file1. 並外れた洞察力と観察力を持つ探り屋


安室透の魅力の1つといえば、相手から巧みに情報を引き出す情報収集スキル
欲しい情報を手に入れるためには手段を問わず、相手の何十手先までよんで情報を手に入れる頭のキレ具合は、コナンも凌駕するほど。
現在は公安として黒の組織に潜入し、組織の中でも探り屋としてうまく立ち回りながら、組織の情報を探っています。

そんな安室さんの情報収集スキルが際立ったのが、緋色シリーズ! 赤井の死に疑問を持った安室は、真相を突き止めようと同時期に自殺した組織の男・楠田陸道を調べ始めます。

FBIから楠田陸道の情報を聞き出すため、捜査官であるキャメルに近づき挑発。そしてあきらめたように見せかけ、最後はジョディに扮したベルモットに情報を聞き出させるという巧妙な作戦を立て、見事成功!

挑発をすることでプレッシャーをかけ、仲間の登場で緊張状態が緩んだときに情報を聞き出すという、人間の心理までも利用した策には、もうお手上げするしかありません……。そしてそこまでが元々のシナリオだったと思うと、背筋がゾクッとしますよね(笑)。

file2. 光と闇が見え隠れするトリプルフェイス


初めにお伝えしたように、安室は3つの顔を使い分けています。これがまたどれも魅力的すぎるんです!!

喫茶店アポロでは、”安室透”として潜入し、その整った容姿と気さくな雰囲気で女子高生から絶大な人気を誇っています。公安としての厳かな雰囲気から一転、暗さを一ミリも感じさせないイケメン店員として、ベテラン店員・梓の買い物に付き合ったり、園子を助けたりと、優しい一面を見せています!

そんな安室の裏の顔が、黒ずくめの組織の探り屋・バーボン。”ゼロ”としての誇りを持ちながら、組織の情報を探るため暗躍する姿は、つい敵であると錯覚してしまうほど。ミステリアスで自身の情報を明かさないというのも、ズブズブハマってしまう要因かもしれません……。

そして最後は、安室透、バーボン、2つの顔を持つ彼の真の姿、公安の秘密組織”ゼロ”に所属する降谷零! あらゆる顔を使い分けて潜入捜査をしているのも、全ては公安として日本を守るため。赤井を組織に渡そうとしたり、毛利小五郎を犯人に仕立て上げたり、目的のためならば非道な手を講じることもある安室ですが、その冷静さと信念の強さにはつい惹きこまれてしまいますよね。

file3. ”国を守る”揺るぎない信念


FBI相手に挑発するだけでなく、「出て行ってくれませんかねぇ…僕の日本から…」と言い放つことからも、日本の秩序と平和を守ることへの強い信念が伺えます。

その信念の強さが顕著に表れた名シーンが、劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』のクライマックス。

コナン「安室さんは彼女はいるの?」
安室さん「僕の恋人はこの国さ!


このセリフで、一体何人の安室ファンが生まれたのだろうか……。
こんなセリフをさらっと言えてしまう人は、おそらくこの世でただ一人、安室透だけです。
安室さんの恋人であるこの国に住んでいる、と考えるだけでドキドキしてしまうのは筆者だけじゃないはず……。大切な人のためではなく、国のため。そのスケールと器の大きさが、まさに安室という男を物語っていますよね!
劇中では、愛車のRX-7を華麗に乗りこなす安室さんのカーアクションも見られるので、そちらも注目です!



 
最後は赤井秀一、安室透の声優さんについて!
まず赤井秀一を演じるのは、『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブルや『ONE PIECE』のシャンクスでもおなじみ、池田秀一さん
コナンファンの間では有名なお話ですが、作者の青山剛昌先生が大のガンダムファンなことから、実は赤井秀一という名前は、シャア・アズナブルの異名「赤い彗星」と、その声優さんである池田秀一さんからきています。
そしてさらに、赤井秀一が黒の組織に潜入するときに名乗っていた諸星大と、現在変装している沖矢昴という名前も、シャア・アズナブルの本名「キャスバル・レム・ダイクン」からきているとか! その結果実際にアニメで声を演じたのが池田秀一さんとは……まさに運命ですよね。

続いて安室透を演じるのは、『機動戦士ガンダム』のアムロ・レイや、『ドラゴンボール』のヤムチャなどでもおなじみ、古谷徹さん
この時点でお察しの方もいるかと思いますが、そうです。赤井と同じく安室透という名前も、アムロ・レイとその声を演じる古谷徹さんからきています。そしてさらにこの名前を入れ替えると、公安としての顔・降谷零となるわけです。

キャラに名づける段階から、声優さんの名を取り入れているというだけでもワクワクしてしまいますが、それに加えてシャアとアムロは因縁の相手……その因縁がまさかのコナンでも!? と考えるとオタクの血が騒ぎます……!

劇場版「名探偵コナン 純黒の悪夢」のインタビューでは、赤井と安室が対決するシーンについて、古谷さんが「過去に、『ガンダム』のアムロとシャアとして殴り合うシーンを録ったことを思い出しましたよ。」と述べるなど、声優さんとしても深い繋がりを感じているようです。



”因縁の相手”というように、赤井と安室にはある確執が……。そのきっかけとなったのが、安室の親友だった”スコッチの死”です。

スコッチは、安室と同じく組織に潜入していた公安の一人で、本名は諸伏景光。組織に潜入中、スコッチはNOCであることが組織にバレてしまい、これ以上公安や大切な人の情報を漏らさぬよう、自身の心臓に銃口を向け、引き金を引きました。

その場に居合わせたのが、赤井秀一なんです。

その後すぐに駆け付けた安室が、銃をもつ赤井と、その前で血まみれになっているスコッチを発見。遺体を見てスコッチが自殺したことはすぐに理解したものの、赤井ほどの実力を持った男ならば、自殺以外の道を提案できたはず……つまり赤井が自殺に追い込んだと、今でも恨んでいます。

ただこの事件の真相は、スコッチの自殺を止めようと赤井が説得をしていたときに、安室の足音を聞いたスコッチが、組織の誰かが来たと勘違いをし、引き金を引いてしまったのです。

ならばなぜ安室に真相を伝えないのか? と思うかもしれませんが、おそらく赤井は、安室も公安の人間であるということを感づいており、自分が駆けつけたばかりに、仲間が自決してしまったと知れば、さらに深い傷を負うことになる……と思っての行動だと考えられます。その事実を知らずに何年も恨み続けているなんて、誰も悪くないからこそ切なすぎる……。

しかも「緋色の帰還(真相)」の最後では、キャメルと赤井のこんな会話がトレンド入りするほど話題に!

キャメル「あれ? ないじゃないですか…スコッチ…」「赤井さんウイスキー党でバーボンと同じくらいスコッチも好きだったのに…」
赤井「最近はバーボン一筋でね…

安室のコードネームである”バーボン一筋”発言にドキドキしてしまいますが、好きなスコッチが飲めなくなるほど、赤井にとってもスコッチの死が大きかったと考えると心臓が痛い……。




続いては、2人の関係性が分かる名場面や、対決シーンを見ていこうと思います!




緋色シリーズ(779話~783話)では、沖矢昴が赤井秀一の変装であることをつきとめた安室が、それを確かめるため工藤家を訪問。
会話の中で沖矢昴が赤井秀一であるという確信を得ようとしますが、実はこの沖矢昴は新一の父・工藤優作の変装! 本当の赤井は、安室が人質として拘束しようとしたジョディとキャメルを助けに、来葉峠にいたのです。
コナンの策にまんまとはめられてしまった安室ですが、そこに来葉峠にいる部下から着信が。その相手はなんと赤井!

久し振りだな…バーボン…いや今は安室透君だったかな?

久々の2人の会話に、見ているコチラも心臓バックバク!! そして赤井は安室にこう告げました。

赤井「目先の事に囚われて…狩るべき相手を見誤らないで頂きたい…君は、敵に回したくない男の1人なんでね…それと…彼の事は今でも悪かったと思っている…


ああぁぁぁ~~~~もうここのシーンは何度も見すぎて、いつでも脳内再生可能です。安室のことを認めている赤井と、2人の関係性を語るうえで重要な”彼”のこと。

この”彼”とは、先ほど紹介した、安室の親友で同じく組織に潜入していたスコッチのことです。お互い実力を認め、大切な人の死を背負っている……似ているようで対局な2人の関係性がオタク心をダイレクトに刺激してきます。

 

 
赤井と安室の戦闘シーンが拝めるのが、劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢』。物語は、NOCリストを黒の組織・キュラソーに奪われたことから、動きだします。

コナンで度々登場するNOCとは、Non Official Coverの略称。世界中で暗躍するスパイのことで、政府と関係のない民間人を装う人を指します。そしてこのキュラソーに盗まれたNOCリストには、CIA、FBI、MI6などの諜報部員や工作員の情報が載っており、黒の組織に潜入する安室透や水無怜奈についても……。つまり組織の手に渡ってしまうと、超絶ヤバいリストということです。

そのリストをなんとか組織の手に渡らせないようにするため、赤井秀一と安室透が動きだします。

赤井と安室にフォーカスした一番の見どころは、観覧車頂上での戦闘シーン! 地上100mで赤井は截拳道、安室はボクシングで花火を背に戦うシーンは、何度見ても痺れますよね! その後、コナンを間に挟みながらも、ライバル関係である2人が、協力して黒の組織に一矢報いるシーンにはもう動機息切れが止まりませんでした……。赤井さんの「堕ちろ…」に何度意識が飛びそうになったことか……。

 

 


最後は赤井と安室が再び対峙することになった、アニメ952話~954話「迷宮カクテル」について! こちらは今後の物語においても超超重要な回になります。

新一の情報を探るため、工藤家に潜入した安室透。そこに待ち構えていたのは、沖矢昴……ではなく、なんと変装無しの赤井秀一! 暗闇の中、工藤家の玄関で銃を向け合う2人。

安室「ぬかったな赤井秀一…
赤井「その言葉…そっくりそちらに返すとしようか…バーボン!


久しぶりに対峙したことに対する興奮と、イケボすぎる会話、そしてどちらが先にトリガーを引くか、お互い一歩も引かぬ展開に、見ているこちらも手汗ビショビショ! しかしもう限界だ……というところで、電気がパチッとつきます。そこにいたのは、この家の家主で新一の両親である工藤夫妻。

ここでかの有名なあの”工藤家のお茶会”が開かれます。

この工藤家のお茶会で何が話されたのかは明らかになっていませんが、状況としては、安室はもともと死んだはずの赤井を組織に渡すことで、組織の中枢に潜り込もうとしていたので、沖矢=赤井ということがバレてしまうと非常にまずい……! また、工藤新一=コナンということも、組織に知られれば周りの人間も含めて、間違いなく命を狙われてしまいます。

この状況下で一体何を話したのか……気になるところではありますが、お茶会について考察し始めてしまうと長くなってしまうので、ここでは省きます! しかし、赤井と安室の関係になにかしらの変化があったことは確かなので、今後の展開に期待が高まりますね……!!

 


今回は赤井秀一と安室透の関係性にフォーカスしてみてきましたが、いかがでしたでしょうか?


ライバルであり、因縁の相手でもある2人ですが、その目的はただ一つ。黒の組織を潰すこと。この目的のために、赤井&安室の最強タッグが見れる日もそう遠くないかもしれませんね……! あの2人が協力する姿……想像するだけでにやけが止まりません。

工藤家のお茶会で何が話されたのかは気になりますが、黒の組織のNo.2であるRUMの正体も徐々に明らかになってきていることからも、組織を追い詰める日も近いのではないでしょうか? 終わりに近づいていると考えると、結末が見たいのと、終わってほしくない気持ちがせめぎ合うのはオタクの性ですね……。

そして原作である漫画はなんと、次巻で記念すべき100巻を迎えます!
今回お話した以外にも、公安が企んでいる”大事”についてや、赤井と灰原の関係性など、語りたいことは山ほどありますが、FBIと公安、そして工藤家が一丸となって組織を追い詰める日を夢見て、今後も楽しみに追っていきましょう。

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