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【呪術廻戦】鬱推し・夏油傑の魅力徹底解剖【闇堕ち善人に死ぬ】

2021/06/06 12:00

強い・真面目・闇堕ちの要素てんこ盛り系の推し…

 

 

推しが登場したら死んでいた…。みなさまはそんな経験ありますでしょうか……?
筆者はこのたび、そんなしんどいランドに足を踏み入れてしまいました……。

社会現象を巻き起こすほどに大ブームとなった『呪術廻戦』
軽い気持ちで読み始めた筆者ですが、その中での最推し・夏油傑こそ地獄の鬱推しだったのです……!

彼の作中での呼び名は「最悪の呪詛師」。
筆者をはじめとした彼を推す「猿」たちは、彼の人生を想うたび心が死ぬのです…。

そんなわけで今回は夏油傑の魅力についてコミックスのネタバレありで徹底解剖しちゃいます!
アニメ派の方はご注意くださいね!

◆目次◆
1.夏油傑ってどんな人?
2.闇堕ちキャラなのに誰よりも真面目で善人なギャップ
3.たった一人の親友・五条悟…!!!!
4.大切な人がみんな死んでいく……

5.死後も地獄

 

 

呪術廻戦9巻より

 

日本に4人しかいない『特級呪術師』。そして大人気・五条先生の高専時代の同級生、そして「たった一人の親友」なんです……!!

はい、優勝! ありがとうございます……(?)

そんな夏油が使うのは『呪霊操術』という呪霊を自在に操る術式。その方法は、降伏させた呪霊を球状にして経口摂取。

何となくエッチな響きですよね、経口摂取って……。しかも「吐瀉物を処理した雑巾の味」がするとか……。エッチだ……。

コミックス『呪術廻戦』の8・9巻の過去編では、度重なる悲劇で疲弊し、「非術師を排除するため」という大義を掲げて闇堕ち&離反しました。その後、0巻では、五条に殺され、その人生の幕を下ろします。

く、苦しい~~!! 思い出すだけでちょっと泣きそうになってしまいました……。

では、いよいよ夏油傑の推しポイント・厳選4点をご紹介します……。

 

夏油は誰よりも真面目で正しさを求める人なんです。それが顕著に表れているのが高専で五条に語った言葉です。

『”弱者生存”それがあるべき社会の姿 弱きを助け強きを挫く』
『呪術は非呪術師を守るためにある』

う~ん、まさに正論。強い正義感・使命感。その信念の強さは、後輩である灰原から熱く慕われるほど。正論嫌いの若かりし五条悟にはウザがられていますが、正義の味方と言っても過言ではない信念の高さです。

ここまで真面目なキャラって珍しくないですか? 誰よりも正しく、非力な非術師を守るはずだったんだ、夏油傑。そんな彼が闇堕ちをしてしまう世界って一体どうなってるんですかね!? 

夏油は闇堕ち後に非術師である家族も殺す徹底っぷりを見せます。『非術師排除』という自分で掲げた大義のために家族も殺す……。これも、自分で決めたルールは誰であろうと例外なく適応させる真面目さの表れですよね。その真面目が逆に自分の首を絞めている……。諸刃の剣~!! その曲がれない輝きが好きだ……。(鬱)

 

 

呪術廻戦4巻より

 

夏油は作中最強と言われる五条先生の高専時代の相棒。相棒という言葉だけで昇天できますね。弱者を守る夏油と、弱者への気遣い一切無しの五条は主張が異なり、よくケンカもしていましたがそれは気の置けない友人だからこそ! むしろ弱者に興味のない五条が対等にケンカしていることこそが夏油が強いことの証明なのでは!?

真逆のキャラでもあい通じてる……。つまり、2人はプリ◯ュアということ(?)

お互いを「悟」「傑」と呼び合う2人。ありがとう親友。ありがとう世界。
実際に2人の信頼関係は星漿体護衛の任務の際に最もよく表れています。任務中、術式を使い続ける五条。通常なら術式のオーバーユースで倒れてもおかしくない行為で、夏油も五条のことを心配し高専に戻ることをすすめます。ですが、五条は「自分が潰れても傑がいる」と術式を使い続けます。お互いがお互いを信頼しているからこそなせる業ですよね! 男の熱い友情大好きマンからすると天国です。喧嘩もするし、考えも違う。だけど、親友として誰よりも信頼している‼ 
……んんん、尊い~~♥ そういうの、大好きだ!

そんな2人がそれぞれ口にする言葉があります。それが合言葉

『俺達最強だし』『私たちは最強なんだ』

これだけで関係性オタクが死にます。ありがとうプ○キュア。生きててよかった……!ただ、ちょっと待ってください。天国だけでは終わらないんですよ、この2人は……。ここから地獄の幕開けです……。

2人で最強、言わばニコイチだった夏油&五条。そんな2人の関係にも陰りが見え始めます。そのきっかけは五条悟の覚醒。五条が1人で最強になってしまい、夏油は置いて行かれた形に……。夏油は星漿体護衛の任務失敗から始まり、1人での任務をこなす中で、非術師を守る理由を見失って闇堕ちしてしまいます。

こんな悲しいすれ違いの後、夏油は高専一年生・乙骨憂太を仲間に引き入れるため呪術高専を襲撃します。しかし、乙骨の返り討ちにあいボコボコに。重症を負った夏油は五条に見つかり、最後の会話を交わしたのちに殺されます。五条が夏油の最期に言った言葉はその場では伏せられています。しかし、その言葉は恐らく、

『僕の親友だよ、たった一人のね』


それを聞いた夏油は『最期くらい呪いの言葉を吐けよ』と言いながらも、昔のような笑顔を浮かべて逝きます。(※言葉については、あくまで推測です)

あああああ……。言葉にできないしんどさ……。べしょべしょです。戻らない青春が好きだ……。

 

 

夏油の人生にどれだけ辛いことが起こったのか……。

 

・守ろうとした星漿体→殺される
・かわいがっていた後輩・灰原雄→任務中に死ぬ
・闇堕ちの引き金となった双子→殺される

 
踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂を地でいく~(泣)。いやいやいや、さすがに死にすぎでしょってくらい死んでるんですが……! 

夏油の幸せ展開どこだよ‼ いくら積めば夏油がふわふわのベッドで寝れるんだ!(大暴れ) なんでこんなにしんどいことが彼ばっかりに降りかかるんだ……。そりゃ闇堕ちもするでしょう……、こんなにつらいことがあったら……。彼が語った『この醜い世界では、心から笑えなかった』ということにも納得してしまうような地獄です……。情緒がぶち壊される~~!! もう見守るを通り越して守りたいたい……。(非力)


 


彼の可哀想人生は生きている時だけでは終わりません。死んだ後も可哀想な展開が続いていくんですよ……。
というのも、「御三家の汚点」こと加茂憲倫に死体を利用されちゃうんです……。つまり、本編の中で出てきている夏油は偽物なんです。

悪用された夏油の体は、親友の五条を陥れるために使われます。しかも、その中で闇堕ちの最後の引き金を引いてまでも救い出した双子まで殺されている……。

やめて! 彼のライフはもう0よ!(死んでるけど……。)
死体蹴りも死体蹴り。まさにオーバーキル‼ もうこれ以上推しを苦しめないで‼

まとめ


以上、鬱推し・夏油傑の推しポイントでした。いかがだったでしょうか?

真面目な人から堕ちていくって本当に救われない…。これなんて地獄!?
筆者はこの記事を書きながら何度もしんどさで胸がいっぱいになり天を仰ぎました……。
真面目で善人だからこその闇堕ちに心がズタズタになりながらも推さざるをえない!!! このどうしようもなさが、なによりも愛おしいんです……!

推しの不幸は見たくないと思いつつ、苦しむ姿もまたいいと現金なことを考えてしまう……夏油は「可哀想愛おしい」という新ジャンルの開拓者かもしれませんね。
夏油傑にハマった限界オタク達は、しんどさに泣きながら推し誕生日会ならぬ推し法事を開くことになってしまうかもしれません……。
しかしそれもまた本望、皆さん地獄でお会いましょう。

担当記者:ミケ
受けが可哀想なめにあったのちに幸せになることを望む夜明けのBLファン。まだまだ勉強中!

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