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「作業イプ」って何?今人気の二大ツールを比較してみた

2022/11/08 18:00

LINE・Skypeはもう古い…?最新音声ツールの世界へようこそ!



皆さんはSNSを眺めていてこんなツイートを目にしたことはありませんか……?
「20時からもくりします~!」「新刊の萌え語りスペース開きます♥」
筆者自身はこの手のつぶやきを頻繁に目にしており、ネット上でのオタク同士の交流を微笑ましく見守っています。しかし、実際のところ筆者のなかには日々巨大な疑問が膨れ上がっていたのです……。

名前はよく聞くけど、もくりって……スペースって…何ぞ??

どうやら風の噂によると、そうした音声ツールはフォロワーとの萌え語りや作業イプに最適だとのことですが……一体どう違うの? どんなときにおすすめなの?

ということで、今回は巷でメジャーになりつつある、フォロワーとの交流ツール「mocri(もくり)」とTwitter上の音声機能「Space(スペース)」を徹底比較! 同人活動を嗜む筆者も実際に使ってみましたよ~!

◆目次◆
・mocri(もくり)とは?
【特徴】その1:Twitterと連携
【特徴】その2:集中モード
【特徴】その3:使い分け可能な2種類の部屋
【特徴】その4:スケジュール調整が不要
【特徴】その5:チャット機能
~mocriはこんな人におすすめ~
・Space(スペース)とは?
【特徴】その1:3種類のユーザー区分
【特徴】その2:スペース開始日時の事前設定が可能
【特徴】その3:リアクション機能
【特徴】その4:アーカイブ機能
【特徴】その5:ボイスチェンジャー搭載
~Spaceはこんな人におすすめ~

 


まずは作業通話することを主な目的として開発されたアプリ「mocri(もくり)」についてご紹介していきたいと思います……!

 

mocri(もくり)とは……?


もくりのキャッチコピーは「ふらっと集まれる作業通話アプリ」ということで、作業イプに特化したサービスとなっています。特定の相手と2人だけで話すのも良し! 共通の趣味を持つ同志たちとグループで話すのも良し! 通話しながらチャットページで画像やリンクも相手に送ることができるので、どちらかというと従来から使用されているLINEやSkypeに近いものを感じますね……! 主な詳細は以下の通りです!

・登録方法:Twitterログイン/メールアドレス登録
・主な機能:集中モード/チャット機能
・通話形態:フリースペース(最大20人)/ルーム(最大10人)
・対応媒体: iOS/Android/ブラウザ
・使用料金:無料



もくりはTwitterのアカウントさえもっていれば、ログインできる仕様なので、LINEのように本名やそれに近いニックネームを通話相手に知られることはありません……! 筆者もこの記事を書くにあたって、はじめて友達ともくりをしてみたのですが、Twitterと連動してログインしたことで即座に登録することができました!! もくりの登録名もTwitterと同じものなので、個人情報を必要以上に提示しなくても使えるところは安心ですよね♥

また自分がもくりをしていることをリアルタイムで、Twitterにツイートできる機能もあるので、自然と作業イプ相手を見つけることができるかも……! もちろん、Twitterアカウントを所有していない人はメールアドレスで新規登録ができます!

 


もくりには「集中モード」があるのも特徴。集中モードとは、25分集中・5分休憩などの好きなリズムを設定し、その都度アラームでお知らせしてくれる機能です! 作業についついのめり込んで休憩を忘れてしまう人には実にありがたいですよね……。これは「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる時間管理術で、こまめに休憩を挟むことで、長時間疲れずに作業することができ、生産性がUPするというもの!!

筆者は作業と通話を両立することができないのですが、集中モードならばメリハリをつけて作業と会話を楽しめました。個人的にはとても画期的な機能だと感じています……!!(拝)

 


もくりの通話には主に2種類の部屋があるので、用途によって使い分けが可能です!


フリースペース
最大20人までが通話に参加可能。これはもくり上で友達になっている人ならば、誰でも入室ができる通話空間です。「友達なら誰でもいいから、とにかく誰かと一緒に作業したい!」というときにオススメの部屋になっています。はじめから用意されている機能なので、友達がいればすぐに使うことができるようです!
フリースペースならば、作業イプをしたいけど、深夜だから誰を誘えばいいのかわからない……というお悩みも瞬時に解決してくれます。友達登録している人のなかで、暇をしている人がふらっと参加してくれるかもしれません……!


ルーム
こちらは最大10人まで通話が可能になっています。フリースペースとは違い、決まった友達とだけで作業通話したいときにオススメです。例えば、推しCPが被っている友達や同じイベントに行く友達など、限定的なメンバーでの通話を楽しむことができます!
ルームはいくつでも作成できるので、友達別や用途別に友達との「お決まりの場所」を作ることができるのも、使い分けがしやすくて助かりますね……!




友達を誘ってスケジュールを調整し、電話をかけるような面倒なことは必要がないところも、もくりの魅力の1つです!

作業をしたくなったらいつでも、部屋に入って待ってみましょう! そこに友達が集まれば、即座に通話がスタートします。手の空いている相手と必然的に通話することができるので、相手のスケジュールを気にする必要はなく、自由気ままに作業イプを楽しむことができます♥

また部屋に入室すると、まだ入室していない他の友達にお知らせされるので、こちらから「もくりやるよ~!」と直接声をかけなくてもOK!
逆にこちらが暇をしているタイミングで、友達がもくりをやっている通知を受け取れば、「私も暇だし参加しようかな……」相手の部屋に入るきっかけにもなりますよね!

 

 
LINEやSkypeのように、もくりにはチャット機能が存在します……!
会話しているなかで「この作品面白かったよ~」など、自分の推し作品のURLを通話相手に簡単に共有できたり、作業の進捗を画像で見せ合うことができるのです♥ 相手に進捗を確認してもらうと、身が引き締まりますよね! さすがは作業通話特化型アプリ……(しみじみ)

(ちなみに筆者はフォロワーとの通話の際に、双方のおすすめ推しカプ小説のURLを共有しあって、作業そっちのけで萌え語りを楽しんだ結果、1ミリも作業が進みませんでした……)


・原稿やネームといった作業を誰かと一緒に頑張りたい人
・フォロワーとおしゃべりするのが好きな人
・スケジュール管理が苦手でサクッと会話を楽しみたい人
・推し作品について語りあかしたい、相手に布教したい人

Twitter音声会話サービス「Space(スペース)



次にTwitterに搭載されているサービス「Space(スペース)」についてご説明していきます……!


スペースは、2021年に流行した音声特化型SNSサービス「クラブハウス」に類似した機能だと言われているそうです! 最近はメディアの公式Twitterなども活用しており、リスナーと呼ばれる区分の存在も相まって、個人的には会話サービスというよりもラジオ配信に近いものだと感じます……! 主な概要は以下の通りです!

・登録方法:Twitter上の機能のため、Twitterアカウントさえあれば使用可能
・主な機能:公開日時の指定/アーカイブ設定/ボイスチェンジャー
・通話形態:ホスト/スピーカー/リスナー
・対応媒体: iOS/Android/*ブラウザ
・使用料金:無料

*ブラウザ版はリスナーとしてのみ参加可能

 


スペースのユーザー区分は、ホストスピーカーリスナーとわかれています……! サービス開始当初はホストになるためには一定数のフォロワーが必要でしたが、現在ではその条件は撤廃されているので、基本的には誰でもスペースを始められます。ただし、非公開アカウントではホストになることができないそうなので、ご注意を……。
それではここでざっくりとそれぞれの区分についてご説明しましょう!!

ホスト】=スペースの作成者
自分が開いたスペースを管理するすべての権限を持っているため、さまざまな操作が可能となっています。例えば………

・参加者全員を一斉にリスナーにする
・スピーカーになれる人を制限する
・スピーカー、リスナーを強制退出させる

などなど、これらを操作をすべてホストの独断でできるようです。主催という立場なのでスペース全体の管理人という立ち位置なんですね……!

スピーカー】=スペース内で発言を許可されている参加者
ホストとともにスペース内で発言ができるユーザーであり、最大人数は10人とされています。個人的にスペースはホストのワンマンラジオか、ホスト&スピーカーの対話式ラジオといった印象があります!

リスナー】=聞き専の参加者
ホストやスピーカーが話している内容を静かに聴き入るポジション。もとより「聞き専」というポジがあるのは、あまり交流慣れしていない人にとっても嬉しいですよね……!




実はスペースには開始日時を設定できるスケジュール機能があります! スケジュールを設定するとTwitterのTL上に予告でき、参加したい人はボタンをタップすることで、スペースの開始時に通知を受け取れるようです。
事前に告知されるということで、リスナーやスピーカー側もスペースの存在をあらかじめ認識できるため、より多くの人に参加を促せるメリットがありますね!ちなみに開始日時の設定はスペース開催の14日前から可能になります。

 



またスペースにはリアクション機能もあります!! リアクションといっても文字やメッセージを送るというわけではなく、絵文字を用いて自身の気持ちを表現することができるのです……!
例えば、スペースの内容に萌えを感じた際には、拍手の絵文字やハートの絵文字を表示することで、リスナーもスペースに参加している一員として、自分の感情を主催者に伝えられます♥ 主催側としても、リスナーからリアクションがもらえると嬉しいですよね!

リアクションは絵文字が中心となっていますが、絵文字ボタンの隣には「挙手ボタン」も存在しています。これは話をさえぎりたくない場合に効果的なアクションで、積極的に声を出すのが苦手な人に発言のきっかけを作ってくれることも……! 実にありがたい機能ですね~!!!(感謝)




「推し絵師のスペースを聞き逃したッ!!!」「公式の新情報解禁スペースをもう1度聞き直したい!!」そうした悔しい思いを経験したことのある方に朗報……! なんとスペースにはアーカイブ機能が搭載されているのです♥ アーカイブを再生できるのはスペースが終わってから30日間ということなので、ホストがアーカイブを残しているスペースにかんしては、あとからのんびり聞き返すことができます!!!(ありがたやぁ……ありがたやぁ……)

もし自分がホストとなってアーカイブを後々公開したいとお考えの方は、スペースを始める前に「スペースを録音する」ボタンをONにする必要があるそうなので、忘れずに録音してくださいねっ!



最後に紹介するスペースの特徴、それはずばり……ボイスチェンジャー機能です! スペースでは、ボタン1つで自分の声にエフェクトをかけることが可能となっています。地声で話すのが恥ずかしい方や身バレするのが怖い人は、積極的に試してみてはいかがでしょうか? (筆者は単純にボイスチェンジするのが楽しくて、ひたすらに遊び倒していました……)
使用できるエフェクトにも多様な種類があるので、状況によって使い分けるのもありですね♥


・ホスト、リスナー問わずフォロワーとの交流を幅広く楽しみたい人
・明確なスケジュールとして、通話会を開きたい人
・自分の推し語り・萌え語りを録音して周囲に共有したい人
・声色での身バレ率を軽減したい人

*********

さていかがでしたか……?
筆者も本記事を書くまでは知らなかった情報ばかりで、技術の発展には驚かされましたね(震) 推し活の1つの楽しみ方として活用されている音声ツールの進化からは今後も目が離せませんね!
皆さまに少しでも音声ツールに興味を抱いていただけら、本望です~~♥

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