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書店での恥ずかしくないBLの買い方を書店員からアドバイス!

2021/03/19 14:00

「表紙や帯で買うのがためらわれる」そんなあなたに!

 


表紙や帯がかなり過激な作品って、BLでもありますよね。とっても読みたいのに、裸が目立つから買いにくい……という経験をしたこともあるのではないでしょうか?

今回は書店員を長年勤めていた記者が、なるべく恥ずかしくないBLの買い方をレクチャーしたいと思います。


バーコードの面(裏側にして)でレジに出す


 

同時に「そのまま袋に入れるだけで大丈夫です」等、声を掛けると効果バツグンです! 書店員はバーコードを通し、そのまま袋に入れるだけになりますので、ほとんど表紙もタイトルも帯も見ることはなくなります。
お会計もスムーズなので、一石二鳥ですね。

筆者はレジでお客様にそうしていただければ表紙やタイトルをみることはほとんどしません。BLに近いところで例を挙げれば官能小説でしょうか。官能小説をお買い上げされる方もそのようにするといいかもしれません。

 

ブックカバーを掛けてもらわない


 

家で保存する際に、家族にタイトルや表紙を見られたくないからと「すべてカバーを掛けて下さい」という方は多いかと思います。しかし、それをする事によって、まずビニール(シュリンク)を破き、サイズのあったカバーを出すために書籍を確認して……とレジ内で作品を見ることになります。

外でBLコミックスを読む……なんてことはあまりないシチュエーションだと思います。保存の際にカバーを掛けていたいという方は「カバーを袋に入れておいて下さい」と声を掛けるだけでブックカバーは大体の書店でもらえますのでぜひ活用してみてください。ブックカバーを掛けないというだけで、本当に、書籍と接している時間が短くなります。


また、最近ではレジ袋有料化により、店員が袋に入れる時間すらもカットできたりします。その際は、BL本をさくっと収納するためのマイバック空き容量を作っておくことをお忘れなく!

 

恥ずかしがらずに堂々とする



これも重要です。やりとりが上手くできないと、お客様の返答を聞き返したり等して、滞在時間が長くなってしまいます。
また、堂々とすることによって、恥ずかしいことをしているわけではないとアピールすることが出来ますし、恥ずかしがっていると書店員も人間なので気になってタイトルを見たりしてしまうことも……。

恥ずかしそうにお会計されている方を見ると経験上「BLかな……」と勘ぐってしまいます。

 

一般書籍と同時に会計する


月に1回、給料日に書店へ出向きまとめ買いをするという方もたくさんいらっしゃるかと思います。そんな方は一般書籍を何冊か混ぜてサンドすると紛れ込んでいるBLに気付かれないかもしれません。

実際、サンドされていると一瞬パッと見ただけでは「BLだ」とならないので自然とそのままレジに通すことが多いです。


領収書を貰う

こちらは上級者向けテクニック①です。
どうしても恥ずかしさを緩和したい方や、絶対に腐バレしたくない知り合いにBL購入を目撃されたときなどに使える最終奥義です。
一切の動揺を見せず、クールに「領収書お願いします」と言い切りましょう! (書店によっては宛名を空欄にできない場合もあるのでそちらはご注意を)
店員側も、領収書作成は全く手間にはならないので、いざというときはこちらのテクをご利用ください!


プレゼントを装う


こちらが上級者テク②になります。

何らかの事情で、買った本を完全に隠して持ち運びたい! というときに使えるのが、このプレゼント包装にしてもらう作戦です。
しかし梱包の関係上、店員にはばっちり表紙などを見られてしまいますので、店員以外の目から腐をごまかしたいときに使える番外編の技になります。
また、恥ずかしさ緩和目的でなくとも、ちょっとした特別な日や、大好きな先生の新刊など、自分へのご褒美をかねて包んで貰うというのも素敵ですね!
ただこちらの方法はそれなりに時間がかかるものになりますので、お時間に余裕のある際にお試しください!

***

最後に
正直な話、書店員はBLに慣れています! 毎日新刊を並べたり、パッキングをしているのは書店員ですので、あまり気にする必要はないかと思います。(書店員には腐女子やオタクの方が多いので、BLに理解がある方が多いと思われます)

 

筆者の勤めていた書店では毎週月曜日に週刊少年ジャ○プを同じ時間に買っていく常連の女性が……。お仲間かな、と勘ぐっていたある日、同時にBLコミックスをお買い上げになったので思わず「この先生いいですよね!」と話しかけそうになってしまいました。

 

書店ではお客様のプライベートを詮索することはしませんが、お客様から話しかけて頂くと話は別です。身につけている物で「このゲーム好きなんですか?」や「そのコミックス好きなんですか?」と話しかけて頂いた事もあります。その場で盛り上がり、オススメのコミックスを紹介できたりしてとても楽しいです。是非、缶バッチやボールペンなどで主張している書店員がいたらお声を掛けてやって下さい……(笑)

 

ただ、書店員が男性だったり、自分の趣味嗜好が対面で知られるのが恥ずかしいという事はあると思いますので、こちらの記事を参考にしていただけたら幸いです。

皆様楽しいBLライフを送りましょう!

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